はてなプロ野球'05:球団史上初の完封勝利

        西武 0−4 楽天

            勝利投手:アニメじゃない 1勝3敗
            敗戦投手:ダル大喜び    1勝6敗 

            HR:アンディ・ボガード(楽天)4号

http://www.nikkansports.com/ns/baseball/professional/score/2005/200507310le.html


 前日は「4時間超えたら最強チーム」の楽天相手に4時間を超える試合を展開して敗戦を喫した西武が勝利の為に投入した先発はダルの天敵こと大物ルーキー涌井。球団初の月間勝ち越しが目前に迫ってきた楽天はそれに対して有銘を投入。この先発発表にファンはボディロッキンで檄ヤバな男、GG佐藤のスタメン入りによって完全版となった西武スマックダウン打線が爆発する予感勝ち越しという夢を見た俺たちが甘かったという絶望の念に包まれる。
ノーフューチャーな現実に打ちひしがれているファンに対して田尾監督は、6番トレーシー、センター関川、9番沖原という本家もびっくりな勘ピューター采配で追い討ちをかけるのであった。


 そんなプレイボール前からゲームセット感が漂う試合の中、「今日こそは休めるよな?」と言わんばかりに礒部、大島が凡退。しかし、吉岡・邪魔崎に四球を出した涌井、鷹野に「そろそろ打たないと首っぽいから」タイムリーヒットを打たれ一点先制される。だが、後続のトレーシーが「そろそろアメリカに帰ってイイデスカ?」と球団首脳陣に三振でアピールし、不安定な涌井をサポート。いつも通りの展開に持ち込む。

 有銘はいつも通り立ち上がりが不安定。
F1セブン7号車「貧打の高波」に四球を提供→片岡:三振→首位打者レミオロメン:ヒット→ホーガン:ブートで1アウト満塁のいつも通りの展開楽天ファンに見せつけ、「今日も9回4失点ピッチングで負け投手です」とアピールする筈だったのだが、3割打つけど得点圏打率は.260という1番打者どうでしょう*1な成績のハゲ所沢のフサフサこと和田がサードゴロゲッツーで有銘をサポートしてしまう。
初回を越えたら鬼投手となる有銘は、法則通りに西武スマックダウン打線をジェノサイド。2回程2アウト1,2塁でホーガンというハルカマニアな時間がやって来るのだが、2回ともホーガンを三振に取るというWMな奇跡を起こして切り抜けていく。

 そんな中で好投を続けていた涌井だったが4回、トレーシーに「この打席も三振で首脳陣に3A復帰をアピールするぞ!」→「あ、当たった・・・」という感じでHRという事故を起こしてしまい、ブチ切れた伊東に2軍行きを宣告されてしまう。しかし緊急投入した宮越が劇場開始。5回は沖原:三振→礒部:ヒット→大島:ヒット→吉岡:ゲッツー楽天を弄び、6回も邪魔崎:ショートフライ→鷹野:2塁打→トレーシー:四球→関川:死球→ヴォケ志:三振と、面白可笑しく劇場を見せるのだが不調の沖原にタイムリーを打たれてしまう。この際、トレーシーが細川目掛けて斬影拳。細川をKOといういらないオマケまで加えてしまった。
この事によって、アンディ・トレーシーではなくアンディ・ボガードを連れて来た事に気付いた楽天ベンチは、トレーシーを山下に交代。これ以上の犠牲者を出させない努力を見せる。

 そんな飢狼伝説ライクな出来事も気にかけず、有銘は見事に西武打線を完封成功。この完封勝利が球団史上初の完封勝利&球団史上初の月間勝ち越しというオマケまでついた勝利となった。
それにしても、球団初の完封勝利が有銘という近鉄ファンから見たら異常事態にしか思えない光景は夢ではないかという気持ちを抱いてしまう。
きっと、この光景は東スポにしか書かれていないのであろう。
現実は8−2で敗北している光景を見せてくれるのであろう・・・。

              next stage

                        vs 千葉ロッテマリーンズ
                          
                        会場:千葉マリンスタジアム 

ボビー:「テメェにくれてやる白星なんか存在しねぇ!テメェらは26失点して地面を這いつくば     るのがお似合いだぜ!HAHAHA!」

さて、寝るか。

*1:礒部の事。ちなみに現在の礒部の得点圏打率は280位