新年らしいですよ!奥さん!!

って事で今回は捕手編を。ちなみに投手編に関しては↓です
投手編第1回
投手編第2回
投手編第3回
投手編第4回



【捕手編】


藤井(31)
113試合出場(271打席)、打率.232、HR0、打点21、出塁率.264、得点圏打率.295

 一応楽天の正捕手。チームの捕手の中では最多の出場。
小柄でアンパン顔でまだ30前なのが信じられない選手だが、そこそこのリードと(弱肩を除けば)なかなかの守備力で04年に強肩だけがとりえだった的山から正捕手の座を奪う。
そして分配ドラフト日高と的山がプロテクト対象という多分ラッキーな出来事によって楽天入り。

 そんな頼れる正捕手も去年の台頭で研究されたのか本人の安心感なのか新戦力の把握が出来なかったのかは不明だが弱肩チキンリードという2大ダメ捕手要素が常時露呈。おまけに2番手捕手がチキンリード&弱肩の中村武司だった為、想像を絶する投壊を招く。これによって首脳陣とファンからの信用がかなり低下したシーズンとなってしまった。

 今年は盗塁阻止率はおろか、売りであった守備までがあまり良くない。補逸が少ないのは流石とは言えるが、城島に3盗を決められる位他球団からナメられている状況を何とかしたいのは確か。西岡や大村を刺せとは言わないからせめて今江位は刺せるようになって貰いたいが・・・。

リード面も外角ギリギリに決まるスライダーを今年の岩隈に多投させていた辺り、他球団からやっぱナメられている感、読まれている感がある。
まぁ、04年もランナーが出たら盗塁警戒チキンリードだったが

 打撃に関してはとっくに諦めているので、来年は古久保の再来と呼ばれる位の専守防衛型キャッチャーとして大成してもらいたい。今年は妙に得点圏打率が高かったが、これはきっと夢だ。いや、夢でない事を祈る。
個人的には控え捕手としては中々の能力だと思っていたりもする。
ここを書いている人はもう藤井をあきらめて新里に期待している。




中村(39)
64試合出場(121打席)、打率.180、HR0、打点7、出塁率.229、得点圏打率.150


 星野組長のサンドバックだった男。何だかよくわからないが楽天に来た
彼の最大の特徴は実戦経験の豊富さを全く見せつけないチキンリード
肩力はそこそこ強かった(うろ覚え)が、それは昔の話で今では球界を代表する弱肩捕手
こいつと藤井の弱肩ブラザーズがタダでさえ戦力の劣る楽天絶望的戦力差に仕立て上げたとも言える。と、いうかメインも控えも同じタイプのダメキャッチャーじゃ勝てないのは当然と言える・・・。書いてて凹む・・・

 藤井が首脳陣からの信頼が低下した為に彼の横浜暗黒時代に続いての天下がやってくるのかと思いきや、彼も同じタイプのキャッチャーだった為に変化無し。結局藤井の天下へと逆戻りという結果で終わった。
経験の差で藤井に勝る為、一場を上手くリードしたり交流戦では活躍したりとベテランらしい部分は多少あった。が、自分の身長と変わらない打率、期待の「き」の字もない得点圏打率では得点圏では普通に打ってた藤井に負けるのも仕方ないか。
あと40試合位で2000試合出場達成だったのだが、同じタイプのキャッチャーは2人もいらん戦力外通告。来期からは横浜のコーチになる模様。
Wヴォケシの片割れ、山崎とは対照的な結果となった




新里(45)
1試合出場(2打席)、打率0、HR0、打点0、出塁率0、得点圏打率


 楽天の若き正捕手候補。現在24歳。
 ファームでは正捕手として.277、2HR、25打点という成績を収める。正捕手がカツノリである可能性も少々あるが・・・

リード、守備、肩はどれも悪くない。バッティング次第では2番手捕手として1軍帯同、チームの負けっぷりによっては正捕手として1軍で実戦経験を積む事になるかもしれない。ってかそうなれ!そうなれ!
あと2〜4年は育成期間か。.270打てればスタメンマスクなので頑張ってもらいたい。
あと、こういう選手はトレード要員として巨人に行ってしまう可能性も高い・・・。
つーか他の連中と比べて新里が来る可能性が高いと言える捕手の薄さ・・・





高橋(46)
1軍出場無し

 2軍でも8試合しか出場していない
オフには楽天の捕手在庫処分セールの対象になってしまった。

今後は野球を続けるのかガス溶接の道へと進むのかは不明。





カツノリ(52)
6試合出場(10打席)、打率.100、HR0、打点0、出塁率.100、得点圏打率.000

 
何やかんやで10年選手。トライアウトでしぶとく楽天入りを決めた。
捕手としての実力は低いが、人望があるのでコーチ向きの人物なのかもしれない。
正直野球選手としての能力には何の期待も持って無い。人望を生かして2軍のブルペン捕手として投手をのせる事を期待。

 カツノリが1軍で正捕手になる事は親父の暴走(清原組による暴行で)捕手全滅かカツノリが石仮面を被るという非常事態以外では無いだろう。
今回楽天最下位記念捕手在庫処分セールの対象にならなかったのはコーチ修行の為だと思われる。新監督と、いうか大奥の意向ではないと思いたい。

なのでカツノリが1軍に来たら「嘘だと言ってよ!」と言うことにしよう・・・




近澤(55)
1軍出場無し


 強打のキャッチャー
キャッチャーとしてはリード・守備共にレベルが低く、このまま礒部コースを辿る事が濃厚だったのだが、楽天最下位記念捕手在庫処分セールの対象になってしまった。
来期はメジャー挑戦も視野とのこと。頑張ってもらいたい。




長坂(58)
39試合出場(39打席)、打率.188、HR1、打点1、出塁率.235、得点圏打率.200


 楽天唯一の強肩捕手。ただしそれ以外に何も無いのだが・・・。
プロアマ交流戦暴走王森谷の盗塁をうっかり刺しちゃった為に近鉄制裁ドラフトされてしまい、以後「三番手キャッチャー」という触れ込みで飼い殺しの目に合う。
分配ドラフトによって自分と同じタイプの的山とは別れる事が出来たのだが、森谷とは別れられなかった

 今年は藤井&ヴォケシの弱肩アミーゴに悩む首脳陣が肩だけは強い長坂に活路を求めた為に自己最多の出場を記録。とはいえ、近鉄捕手の伝統である壮絶極まる貧打の為藤井から正捕手の座を奪う事は出来なかった。

 肩の強さがあるので06年もそれなりに重宝されると思われる。ただ、一軍に定着するには守備・リード・スローイング・バッティング面での進化がないと厳しい。
まぁ、バッティングに関してはどいつもこいつも打てない連中なので盗塁阻止率を上げるだけで1軍に定着しそうだが・・・。





入野(59)
1軍出場無し。


 元巨人。それ以外の特徴は不明。
肩はそこそこ良く、リードもそこそこ良いという話だった。ここを書いている人にとってはTBSのZONEにカツノリと出ていた選手という認識しかない。
結局どういう選手かわからないまま楽天最下位記念捕手在庫処分セールの対象に。今後の動向も不明。




・・・これで捕手編は終了のはず。加筆・訂正はその内。