マスクドCTUは良い発想なんだけどなぁ・・・
唐突にプロレス話。
何か色々なことがあって末期的状況の新日本プロレスなんですけど、ようやく選手のケツに火がついたみたいで少しずつまとまりが出ている感じが出てきました。
とはいえ、気になる部分がまだまだあります。
個人的に一番気になる点は「獣神サンダーライガーが黒くなっただけでヒール」って事なんですよ。
怒りの獣神といえば新日本最盛期を支えた絶対的ベビーフェイス*1です。そのイメージを持っている層の方が圧倒的にいるのが現状です。
確かに「子供受けするマスクマン」は2人*2もいりませんし、ヒール*3側の人材が少ないのもわかります。
だからと言って、ライガーをヒールにする事は間違っているのではないでしょうか?
こんな事言ってますけど、ノアに上がった時のライガーのヒールっぷりは面白かったと思いますし、実際ヒール転向してからはいい感じでヒールやってます。それは認めます。
しかし、新日本でのライガーは絶対的ベビーでいて欲しかったんですよね。
そういう意味でのマスクドCTUだったと思いますし、自分はマスクドCTUを最高だと思ってるんですよ・・・。
では、何故マスクドCTUで固定出来ないか?理由は簡単。
知名度。これが最大にして最も深刻な理由。
そして、「蝶野とライガーを越えられるレスラーがいない*4」という問題が新日本を蝕む癌となってはや3年ほど。その間も彼らは身を削って闘っている*5・・・。
天山、永田、中西、中邑、棚橋、井上、タイガー・・・彼らが独り立ちする新日本を想像する事が全く出来ない・・・。
まぁ、プロレスという世界自体が衰退期なんですけどね・・・。